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報告書

HgI$$_{2}$$放射線検出器の試作

中谷 秀夫*; 阪井 英次; 片桐 政樹

JAERI-M 8478, 133 Pages, 1979/10

JAERI-M-8478.pdf:9.04MB

我が国で始めてHgI$$_{2}$$検出器の$$alpha$$$$gamma$$、X線パルスを観測した。市販のHgI$$_{2}$$特級試薬(純度99.2~99.8%)を真空封じしたパイレックス管を2温度領域の電気炉中で蒸気輸送させる簡単な方法で数mm角1mm厚程度の多数の結晶を作り、アカダックを塗布して電極を作りHgI$$_{2}$$検出器の$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Amからの$$alpha$$線、$$gamma$$・X線に対するパルス波高分布を測定した。最も良い検出器は59.5keV$$gamma$$線に対してエネルギー分解能4.9keVを示したが、良いエネルギー分解能を示す検出器の製作は困難であった。正孔の電荷収集特性は電子のそれに比べて極めて悪いこと、透明度が良く壁開性の良い結晶が良い検出器特性を示すこと、市販のHgI$$_{2}$$特級試薬は蒸気輸送を行うと固化した灰色の残留物を残すこと、検出器へのHumiseal塗布は耐高電圧特性、長期安定性、エネルギー分解能を改善すること、HgI$$_{2}$$検出器の電子・正孔対当りの平均エネルギーはほぼ4.2eVであること、50$$^{circ}$$C、25$$^{circ}$$C、0$$^{circ}$$Cと検出器の温度を下げるとエネルギー分解能が改善された。

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